『いま、会いにゆきます』『恋愛寫眞 もうひとつの物語』『そのときは彼によろしく』と、累計250万5500部に達するベストセラーを連発した著者による、久々の書き下ろし作品です。著者自身ホームグラウンドと語る小学館での市川作品です。
放射線のような青い光――地上にそれが降り始めた日から、世界が終わり始めた。
ひとも獣も、鳥も木も、土も水も、すべてが青く染まり、動きを止めた。
「ぼく」は世界が終わる前に「彼女」のもとへと旅立った。
彼女の住む町まで直線距離で500キロ。青い光を逃れ、ぼくは彼女に会うことができるだろうか。彼女の町はそれまで、青い光に染まらずにいられるだろうか。
そんな書きだしから展開するストーリー。
世界が終わりに近づいていると知って、みんなが自分の愛に正直になる。
そこにある、様々な人間の物語を描いています。
大切なものを、今、大切にして生きよう。
自分の気持ちに嘘をつかずに、生きよう。
そんな当たり前のことにもう一度向き合うきっかけになる一冊です。
今、一番会いたい人はいますか。。。★
オススメです^^
natsuki